いちごの生育レポート:🍓定植開始🍓
現在の取り組み
2016/9/28
ハウスの建設や親苗移動等で定植時期がおくれてしまいました。
例年ですと9月12日前後でしたが本作は28日と14日おくれてしまいました。
また、親苗の施設移動があり、2次苗をポットに採取するのがおくれ、健全な苗の確保ができませんでした。
施肥設計に関しては分析室に土壌の採取を行ってもらい、施肥管理をおこないました。
年内収量が見込めるか・・・σ^_^;
分析室より
旧圃は、8月末に培土を採取し、分析を行いました。
その結果、栄養状態としては、窒素分やリン酸、石灰、苦土が多く含まれている結果となりました。
その結果を踏まえ、旧圃の施肥設計としてはできるだけ基肥を抑え、根の活着をよくすることをねらい、カリ資材と土壌改良資材のみの設計にさせていただきました。
新圃は、9月中旬に培土を採取し、分析を行いました。
新圃は、旧圃と比べ全くといっていいほど、養分は含まれていないものでした。(新しい培土なので無いのは当たり前ですね。)
分析結果を踏まえ、新圃の施肥設計としては、施肥基準値に合わせることを基本とし設計を行いました。
両圃場とも、今年は毎年投入していたロング肥料は使用せずに、イチゴの草勢の観察や定期的な土壌の簡易検査を行いながら、養分は追肥で補っていこうということとなりました。
交栄農事の方々と分析室が連携して、美味しいイチゴを栽培するために努力していきたいと思います。